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りらいぶジャーナル

ザ 日本語教師――十人十色

ベトナムで教師デビュー

学生と家族が支えに
●永野淑子さん

 インターカルト日本語学校の日本語教師養成講座を修了してすぐの2009年10月、ベトナムへ飛んだのは永野淑子さん(59)。いま経済成長著しい国で日本語教師としての第一歩を築いた。

「シルクロードで日本語教師」が夢

ちょっとした出会いから教師の道へ
●山本省吾さん

 日本語教師として半年を過ごしてきた山本省吾さん(64)は「学生たちによい日本語をたくさんプレゼントしたい」と意気込む。しかし、

「明るく楽しく元気よく」で教師デビュー

●遠山憲二さん

 今年4月、都内の日本語学校で日本語教師としてデビューする遠山憲二さん(62)。1月にヒューマンアカデミー日本語教師養成講座を修了したばかりだが、「とにかく早く現場に立ちたい」と職場を決めた。

日本人の内なる国際化が重要に

●若山裕司さん

 若山裕司さん(65)は中国、韓国、モンゴル、フィリピンなどからの外国人生徒・学生に、大学受験の日本語や高校受験の数学などを教える。そのため自分でも受験問題に取り組む。

教師仲間でつながり不安払拭

●福田 博さん

 インターカルト日本語学校の日本語教師養成講座修了生で、中国で教壇に立っている仲間や中国に関心のある人たちが集まる「老酒会」がある。

文化・習慣の違い受け止め、気持ちに余裕

●稲葉瑞郎さん

 「いい加減が良い加減」――。これまで中国で日本語教師を通算5年務めた稲葉瑞郎さん(62)が経験から得たことだ。

一方の手は自分、もう一方の手は人のために

教師のネットワークが必要
●西村 昇さん

 西村昇さん(76)は日本語教師として働き、10年余が経つ。現在、ビジネスで日本に滞在している韓国人のプライベートレッスンを受け持っている。

おにぎりも俳句も教材に

4年の実績、ノウハウと自信につながる
●石川 潔さん

 石川潔さん(64)は大学を卒業後、勤めていた出版社を辞めて独立、編集プロダクションを立ち上げた。そこで日本語辞典の編集に携わったことがあったという。

経済発展の需要に応える

ベトナム生活10年、教育システム開発に尽力
●田中 龍さん

 日本語教師養成講座を修了後、1999年からベトナムに渡航し、日本語教師を務めていた田中龍さん(77歳)は2007年夏から日本語学校の経営に乗り出した。

日本語教育に必要な専門性

シニアこそ得意分野を持て
●中田秀光さん

 「人生の折り返しは自分で決めなくてはいけない」――。生命保険会社に勤めていた中田秀光さん(65歳)は50歳のとき、そう確信した。これまで大学進学も就職も自分の意思で決めたことではなかったと自分を振り返る。