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りらいぶジャーナル

いつも笑顔で

明子さんを偲ぶ編集委員会著(広報社ブックワークス)私家版

 平成20年5月にガンで他界した元小学校教師でキリスト教徒であった相馬明子(めいこ)さんの追悼文集である。

 30年にもおよぶ教職時代に育んだ教え子や父兄たちとの交流を記した文集の端々に明子さんの優しさと常に前向きな人生観を垣間見ることができる。夫が中心となって編さんされたものだが、故人との夫婦の絆の深さに感銘する。同時に何よりもいかに故人が多くの人々に慕われていたかがわかる。生前のスナップ写真やエッセイが故人の人間像をより鮮明にする。