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りらいぶジャーナル

思い立ったらすぐアクション

楽しみを作る楽しみ味わう
――渡嶋八洲夫さん(キャメロン会会長)


 30代のころから軽井沢の別荘でテニスを楽しんでいたが、「飽きるし、ご飯を作るのも大変」。退職後はロングステイをしてみたいと、カナダ、ニュージーランド、北欧と見て回ったという渡嶋八洲夫さん。そんな候補地のなかにマレーシア・キャメロンハイランドがあった。そこでキャメロン会創設者の久保田豊さんに出会い、同会を手伝ってほしいといわれた。「それから、ずるずると来てしまった」と笑う。それまで事務局長を務めていたが、昨年交代、会長となった。

 渡嶋さんのモットーは「シンプルアンドスピーディ」「すぐにアクションする」こと。会員が楽しむためなら即行動に移す。これまでテニススクールやゴルフ部を作ったり、コントラクトブリッジを教えたり、囲碁のサークルを作ったりとゲームのサロンを作ってきた。「楽しむ会なのだから、自分が楽しいと思うことを汗をかいて作ることも楽しみの一つだ」と主張する。

 キャメロン会は昨年7回目の総会を開いた。会員数も1100名を超える。しかし、「自己責任」「自己負担」「現地に迷惑をかけない」「郷に入っては郷に従え」「肩書きは捨てる」といった方針は変わっていない。昨年9月にはホームページ管理者を新しく選出、「将来の媒体として重要」とリニューアルを図る。ただ、「会としての責任の範囲の問題、会費の値段、後継者といった課題もある」。

 渡嶋さん自身もキャメロンのほか各国でのクルーズも楽しみながら、会を活発にしていきたいと語る。
(09.01.06)