タイのグリーンツーリズム
タイで“グリーンツーリズム”-5-
国際観光を促進してきたタイも観光産業の急激な拡大にともない、環境悪化が問題となっていた。そこで1994年、TATはグリーンツーリズムに関する政策とガイドラインを作成、その促進と研究を行ってきた。
タイではエコツーリズムやアドベンチャーツーリズム、アグロツーリズム、カルチャルツーリズムなどを総称して「グリーンツーリズム」としている。そして「Green Hert」「Green Activity」「Green Community」「Green Logistics」「Green Service」「Green Attraction」「Green Plus」と、7つのコンセプトを掲げた。
それは、観光事業者は地域の環境と資源の保護・保全について学び、訪問者に提供できるプログラムを作成すること、またそれがすべて環境に配慮したもので持続可能なこと、CO2削減や再生可能エネルギーに焦点を当てること、地域社会の生活・文化の独自性を保ち、観光業と調和すること、事業者と環境・文化保護団体、地域社会の人々とともに地域の活力につなげること、環境活動を社会に還元することなどをうたっている。
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6. エコツーリズムの必須条件
7. エコツアー参加の心得
8. エコツアーが抱える問題
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1. ジャングルの川下り バンブーラフティング
2. ソック湖の奇岩群と水上バンガロー
3. リトル・アマゾンの船旅
4. エコを実践するホテル