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りらいぶジャーナル

和ハーブ広げるカフェ

身近なハーブ知り「健康」「人生」に生かす
東京和ハーブカフェ

 昔から料理やお茶、病気予防などに使われてきた身近な植物を見直し、健康に役立てようと「東京和ハーブカフェ」が開催されている。3月10日に行われたカフェでは、コミュニティカフェとして展開するための講習も行った。和ハーブを中心とした健康や文化、さらにはコミュニティビジネスへの可能性もありそうだ。

 カフェ事業の説明では、和ハーブ協会の古谷暢基代表が「事業として始めるなら、カフェの目的と薬事法などの法律、ビジョン、収益とコストの計算をしっかりやること」と主張、ビジョンだけでなく問題点と数値化の重要性を説いた。
 
 和ハーブを知るセミナーでは和ハーブの歴史や海外のハーブとの比較のほか、身近な和ハーブを実際に手に取って観察したり、伊吹町の和ハーブ名人が作ったハーブティーの試飲、タイ料理で馴染み深いグリーンカレーの素材をすべて和ハーブに置き換えたカレーを試食したりするなど、和ハーブの伝統と奥深さに触れる催しとなった。

 和ハーブ協会では和ハーブが採取できたり名人がいたりする現地での和ハーブ塾を各地で開催する。奈良塾は5月21~22日、伊吹塾は7月16~17日の予定。詳しくは和ハーブ協会で。
(2011.03.18)