
バリの風をお届け
バリコミュニケーション

バリ&インドネシアの小島から
バリ&ロンボク・リポート

南半球の楽園
クライストチャーチ・リポート

読んでみた本
「骨盤おこし」で身体が目覚める 一日3分、驚異の「割り」メソッド
りらいぶジャーナル
|
和紙 ちぎり絵のポエジー―森岡ケイ子オリジナル作品集―森岡ケイ子著(中日出版社)1905円+税 個人が丹精込めて作り上げたちぎり絵の作品集である。猫と風物のある可愛らしい絵、四季折々の風景、グラバー邸などの名所などバラエティに富んでおり、かつ作風も様々だ。17年の間に作られた作品30点余りが収録されている。 著者がちぎり絵を始めたのはパーキンソン病を罹患したことがきっかけだった。手足の震えに襲われる難病だが、これに負けないよう、友人と共に習作を始めたという。やがて、大分と愛知で個展を開催するほどに作を重ねたが、この個展が大反響を集めた。同じくパーキンソン病に苦しむ人々も勇気を与えられたと賞賛した。 和紙で作られたちぎり絵は繊細で事物を写実的に映し出しているが、同時に各作品には異なった「顔」がある。例えば同じ猫を扱ったシリーズ(「猫のポエジーシリーズ」)でも、猫の姿や大きさ、表情は千差万別で、パラパラめくって比べると楽しい。また、絵に添えられた詩・エッセイもユーモアに満ちている。 そして、どの絵にも共通しているのは「明るさ」だ。観た人間は誰もがきっとすがすがしい気持ちを抱くことだろう。 |
自費出版図書館自費出版図書館では寄贈・新着図書を積極的に紹介します 記事インデックスリタイアメント情報センター |
|