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りらいぶジャーナル

酒蔵でデュオコンサート

“想い”を形にした山村靖さん

 本RJ-Web「my Book my Life」で紹介した山村靖さんは、山村さんのピアノの先生である雨田万由美さんと、その夫でチェリストの雨田一孝さんによるデュオの魅力を伝えようと5月1日、雨田デュオコンサートを開催した。兵庫県篠山市の「ほろよい城下蔵」音楽シリーズ今年度のオープニングとして、「雨田デュオの会」と「篠山音楽アカデミー」(西尾昭代表)が共催したもの。

 酒蔵の一角を会場にバッハ、グノー、シューマン、ラフマニノフ、山田耕筰、ピアソラらによる名曲を演奏。チェロの深く暖かい音色とそれに寄り添うようなピアノとの絶妙のバランス、一孝氏の軽妙洒脱なトークも相まって、ホールを埋めた100人余の聴衆を魅了した。山村さんは「これからも機会をとらえ、雨田デュオの音楽を広めていきたい」とあいさつした。

 山村さんの『無伴奏の宴』出版から2年。篠山の地で執筆中の第2作の完成が待たれる。山村さんの執筆と音楽イベント活動というライフワークの両輪は私たちに元気で心豊かなシニアライフへの示唆を与えてくれている。【芳川雅美】
(2010.06.04)


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