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「骨盤おこし」で身体が目覚める 一日3分、驚異の「割り」メソッド
りらいぶジャーナル
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懇切丁寧にカルテ作成、ウェブで病院開設<おもちゃ病院あっちこっち> 東京の「杉並おもちゃドクターズ」の一員である長凡さん(74)は地域のおもちゃ病院ドクターとしても活動しているが、おもちゃ病院のなかでも珍しい「Webおもちゃクリニック」を2000年から開設している。おもちゃの“治療”にもっと時間をかけてじっくり取り組みたい――。そんな思いがあったからだ。
さらにおもちゃ病院も人の病院同様、首都圏など都市部に多く、地方に少ないという地域偏在の問題がある。「ウェブなら“無医村”のおもちゃも救えると考えたのです」 ただ、ウェブはリアルな病院と違い、持ち主には長さんの顔が見えないため不安を抱きがちだ。そこで長さんはカルテを作成し、修理記録をウェブで公開している。 ぬいぐるみと人形“専門医”にも 1つのおもちゃの修理には平均1日かける。足りない部品があれば買出しに行く時間もある。開設してから蓄積したカルテはこれまでに2500件以上だ。 そのため、長さんの部屋では夫人の嫁入り道具である足踏みミシンがいまも活躍している。細かい作業に適しているそうだ。また四足のぬいぐるみには縫製の順番があり、そのとおりに針を通さないと形にならないなど、縫製の仕方がわかってくるという。 ドクターに必要な熱意 長さんは放送電波の送信設備の技師だった。定年退職する5、6年前に近くの公民館でおもちゃドクター養成講座を開催することを夫人が知り、促されて参加したことがきっかけだという。やはり機械を直す喜びと、子どもの喜ぶ姿がやりがいだ。ただ誰にでもできるというものではないと長さんは明言する。 関連記事 ・70歳で介助士資格 別世界へのステップに おもちゃドクターにも深み増す ・子どもの「ありがとう」の声に生きがい――おもちゃドクターで生かされる第2の人生 |
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