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りらいぶジャーナル

ユニバーサルデザイン観光を促進

網走市など3市町
介助士の理解深める懇談会開催

 北海道網走市と弟子屈町、斜里町の3市町は11月10日、網走市で懇談会を開催した。バリアフリーやユニバーサルデザインの考え方を観光に取り入れ、まちづくりに生かすことが目的。NPO法人日本ケアフィットサービス協会のインストラクターが人にやさしい観光まちづくりをテーマにプレゼンテーションした。
(バリアフリー・UD観光懇談会)
 旅行をしたくても身体的な問題が障害となって外出できない人が多いが、現時点ではサポート体制が不十分であることを指摘。その解決には人とのかかわりが重要であり、ホテルやガイド、飲食店など観光業関連のみならず、地域住民が連携して取り組むことで初めて人にやさしい観光地となり、地域住民にとっても住みやすい町になると主張した。

(ウトロでの介助士セミナー)
 また車いすと段差スロープを用いて介助のデモストレーション、実技講習などを行った。
 同市町ではサービス介助士を拡大、介助士の認知度アップとユニバーサルデザイン観光を促進するため、2月にもイベントを企画する予定だ。
(2009.11.27)