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読んでみた本
「骨盤おこし」で身体が目覚める 一日3分、驚異の「割り」メソッド
りらいぶジャーナル
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自身の経験を小説化田舎暮らしで晴耕雨筆の羽鳥宏さん 神奈川県湯河原町で「晴耕雨"筆"」の生活を送っている羽鳥宏さんは少年時代、会社員時代、退職後の生活、親の介護といった自身の体験をまじえて小説化した。これまでにもエッセーを何冊も出版しているが、「小説を書いてみたいとずっと思っていた」と言う。「書き溜めた原稿がいくつもあって、今回はそこから抜粋しました」。
さらに、自宅ベランダを占有して盆栽も始めた。現在も庭に松や杉などの常緑樹、欅や楓などの落葉樹など年代物を20鉢程度所有している。庭木を自分で管理するため、通信教育で造園管理士の技術も身につけた。「自身の好きな樹形に作り込んでいく、生きたもので芸術する、この手のかけ方に奥深さを感じます」 「何でもやってみなければ気が済まない」という性格は退職後も変わらない。田舎暮らしを実現させるため、国内外さまざまな場所を見て回った。そして現在暮らしている家を別荘としてしばらく利用した後、1999年に完全に移住、さっそく農ある暮らしを始めた。「最初は野菜を作りました。でも農薬を使うことに疑問を感じ、今は自然農法で食べる分だけ栽培しています。一番この方法が自分に合っていますね。それから土地の半分はミカン畑なので、多品種化して30種もの柑橘類を揃えました」 しかし、田舎暮らしを始めるにあたって、「妻の存在は大きい」と羽鳥さんは言う。そこで、それぞれ好きなことを自由にやるということにした。自動車もパソコンも別々に持った。妻の淑子さんは陶芸、絵画、水泳に精を出す。本の挿絵は淑子さんの作品だ。 退職後の生活を楽しむ羽鳥さんの秘訣は自分の好みを自分なりに決めたということだ。「信じた道を行くこと。一般的に田舎暮らしでは『周りになじむべきだ』とよくいわれますが、まずは自分の個性をはっきり出したほうがいい。そのほうが認められると思います」 羽鳥さんの田舎暮らしは年齢とともに「書く」ことに比重が移りつつあるという。 ●『少年の八月十五日』新城宏著(湘南社)1500円+税 |
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