日本語教育と教師
初級実習をリニューアル
授業の基本をより徹底
インターカルト日本語学校
実践力を高める実習に力を入れているインターカルト日本語学校(東京都台東区)では今年度10月期から、初級実習の段階から初級授業の基本を身に付け、教壇に立てることを意識し、教授法の理論と基本指導をより徹底させる。
おにぎりも俳句も教材に
4年の実績、ノウハウと自信につながる
●石川 潔さん
石川潔さん(64)は大学を卒業後、勤めていた出版社を辞めて独立、編集プロダクションを立ち上げた。そこで日本語辞典の編集に携わったことがあったという。
『日本人の知らない日本語』
蛇蔵&海野凪子著(メディアファクトリー)924円
日本語学校の日本語教師と外国人学生とのやり取りのエピソードを描いた本書。「日本語教師の間では日常茶飯事のことで気付かない。でも一般の人から見たら面白い」。あるラジオ番組にゲスト出演した著者がそう話していた。イラストレーターの蛇蔵が描いた漫画によって、その面白さが伝わりやすくなっている。
外国人児童への日本語指導者を育成
講座を開講、教職経験者、シニアらに参加呼びかけ
インターカルト日本語学校
インターカルト日本語学校(東京都台東区)は今秋、地域の外国人に日本語を指導するための方法を学ぶ講座を開講、教職経験者らに呼びかけ、指導者を育成する。
日本語ベースにニュービジネスを
■日本語教師 シニアへの期待■
ヒューマンアカデミー
日本語教師養成講座コーディネーター
土江智哉さん
日本語教師の新しいスタイルを作るのはシニアではないか――。ヒューマンアカデミー(東京都新宿区)日本語教師養成講座コーディネーターの土江智哉氏はシニア日本語教師に対して高い期待を寄せている。
日本語教育能力検定試験、対策ゼミを開講
東京中央日本語学院
日本語教師の日本語教育における専門家としての知識・能力を測定することを目的に実施されている日本語教育能力検定試験が今年は10月18日に実施される。東京中央日本語学院(東京都渋谷区)では、本試験の受験者のために「直前対策ゼミナール」を開講する。
経済発展の需要に応える
ベトナム生活10年、教育システム開発に尽力
●田中 龍さん
日本語教師養成講座を修了後、1999年からベトナムに渡航し、日本語教師を務めていた田中龍さん(77歳)は2007年夏から日本語学校の経営に乗り出した。
実践力重視のカリキュラム
目的意識高いシニアに期待
ビジネス日本語教師養成コースも新設
インターカルト日本語学校
すぐに一人で教壇に立てる――。そんな実践力を備えた日本語教師養成に取り組んでいるインターカルト日本語学校(東京都台東区)。外国人向けの日本語学校も併設している。