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りらいぶジャーナル

ブックレビュー

詩集 男の告白

夢久著(個人書店)私家版

 伊勢、志摩、名古屋、奈良、果ては沖縄、北海道――。ぶらり男一人旅が多いが、ときに妻や孫の姿が詩に描かれる。

旅想

内田 廣著(個人書店)2000円

 自分史を手がける場合、旅の体験を素材とすることがある。本書もその一つ、著者の若き日のアメリカ留学に始まり、

手品の周りで

植松正之著(個人書店)1800円

 テレビでよくマジック番組を放送している。思わず「すごい」と思わせられるが、

【改定新版】鎌倉クイズウォークラリー 鎌倉通養成講座―鎌倉おすすめ全78コース―

島本千也代表著(湘南社)1575円

 歴史、文学、自然などさまざまな見所や研究対象となる素材が豊富な鎌倉。

波濤の果て 中江兆民のフランス

鮎川俊介著(郁朋社)1575円

 自由民権運動から自由党創設に参画、機関誌「自由新聞」の主筆となった明治の政治思想家、中江兆民を描いた著者による4作目である。

空をいつも、見ていた―少年

北 榮介著(日本文学館)1575円

 戦後を生きた自伝的短編集。いく人もの人との出会い、そして別れ。それぞれが衝撃的で、一つひとつに熱く深い想いがこもる

みゅうの足(あんよ)パパにあげる

山口隼人著(日本文学館)1050円

 ギラン・バレー症候群――。5万人に1人といわれる難病で、神経が破壊される自己免疫疾患である。妻と3歳の娘を抱え、25歳の若さでこの難病に冒された著者の

祈りよ届けダバオの空に あなたには心の叫びがありますか

隅田壽子著(文芸社)1050円

 早期退職後、どこか一つの国に腰を据えて社会貢献したいという目的を見出した著者の夫の姿を描いた作品。

少年の八月十五日

新城宏著(湘南社)1050円

 表題のほか、本書には5つの短編小説が納められている。どれも著者自らの自伝的要素が極めて濃い。

明治十八年の旅は道連れ―ひいじいさんの旅を追いかけ会津から

塩谷和子著(源流社)1890円

 筆者の曾祖父が明治18年に82日間820里の長旅をした記録をまとめたもの。