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りらいぶジャーナル

ブックレビュー

自分の本のつくり方―自費出版実践マニュアル―

布施克彦著(湘南社)1050円

 本を書くということに魅力を感じている人はたくさんいる。誰でもパソコンが使えるようになった現代、さらに容易なものになった。しかし、

共に生きる知恵―微生物・人間・情報ネットそれぞれの世界で―

武田計測先端知財団編・大島泰郎・長谷川眞理子・中村達生・唐津治夢著(ケイ・ディー・ネオブック)1050円

 抗菌薬耐性菌の出現で、人類は終わりなき戦いを強いられることになってしまった。病原菌とあれば一方的に攻撃をしかけてきた結果がこれである。

歌声が聴こえる 武笠昇唱歌画集

武笠昇画・文(さきたま出版会)2100円

 「雪」「案山子」「日の丸の旗」など馴染み深い唱歌を生んだ国文学者・武笠三。

へぼの負け惜しみ

藤田忠弘著(ホンゴー出版)私家版

 「いただきます」「名前雑感」「どうも」「小京都」「コマーシャル」「駅ナカ」「メタボ狩り」などを一つの言葉をテーマに展開している、

お義母さんありがとう――笑いと涙の介護ばなし――

青木みち子著(湘南社)1050円

 著者を「お母さん」と呼び、実の息子を「工場のおじさん」と呼ぶ義母。認知症を発症した義母との介護生活が始まる。だが決して暗くはない。

真夜中の図書館/図書館を作る 市民・企業・行政

辻桂子著(郁朋社)1260円

 「今日、図書館に行った」――。主人公の「僕」は「真夜中の図書館」、通称「マ・ヨ・ト」に出かけ、そこで見たこと、したこと、感じたことを日記のようにつづっていく。

筆にまかせて

伊東昌平著(ブックワークス)私家版

 歯痛のときに願掛けしたツゲの木、蜂の巣を攻撃して幼虫を食べる楽しみ、ご馳走を持って出かけた鎮守の森のお祭りと田舎芝居、

「心の教育の実践」と「氣」

栗田和悦著(湘南社)1575円

 著者は38年間の教師生活を通じて、「氣」を日本の教育に生かしたいという思いで今まで実践してきた「心の教育」について述べている。

気まま城巡り

釜谷徹男著(湘南社)1575円

 自分の住んでいる町に城がある。毎日朝夕に見ていると、城が自分を守ってくれている、

小説ミコト

オカベ竜伯著(個人書店)840円

 ペーパー・ディスプレイに「命」を吹き込まれた「ミコト」。主人公健太の兄が研究対象としている人工知能である。