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りらいぶジャーナル

ブックレビュー

街の記憶 劇場のあかり 新潟県映画館と観客の歴史

新潟・市民映画館鑑賞会著(第一印刷)1800円

 「月刊ウィンド」という映画館会報紙がある。新潟市の市民映画館シネ・ウィンドを中心拠点に、1985年より配布が始まった。

芸者から、名歌手へ 小唄勝太郎の生涯

児玉義男著(新潟印刷)1575円

 昭和初期から戦後にかけて一世を風靡した歌手・小唄勝太郎。今やこの歌手を知る人も少なくなりつつあるが、

私の人生を語る

上野清著(樂書館)

 本書は私家版の小冊子の体裁である。家族などの近親者や知人に向けられた自分史であろう。しかし、眠らせておくにはあまりにも惜しい、

希望の本質 Substance of Hope

Richard Stephen Sewell著・渡邉セツ子訳(新潟日報事業社)

 「収容所」という言葉からはドイツのアウシュヴィッツやシベリアを想起しがちだが、第2次大戦中は日本にも捕虜収容所が存在した。

葦雀の夏 ファンファーレがなくとも、馬はゴールをめざす

北澤繁樹著(東京図書出版会)1260円

 1960年代から70年代前半にかけて、全国の大学では学生運動の嵐が吹き荒れた。

死の哲学

西牟田久雄著(東京図書出版会)1260円

 我々が日常生活を送るなかで目を背けがちな死の問題。本書は長野大学産業社会学部教授、東京電機大学理工学部教授などを歴任した哲学者、西牟田久雄氏による死と哲学に関する思索が綴られている。

生きめやも

倉田東平著(個人誌「定年のち時々青春」発行会)2835円

 評論2編と小説4編を収録した異色の書籍である。著者は長年に渡り数多くの小説集、評論集を上梓してきた倉田東平氏である。

生涯、強く生きる! 頼りになるのは自分だけ

池田繁香著(中経出版)1470円

 日本が高齢化社会と呼ばれるようになって久しい。医療の高度化、健康意識の高まりもあいまって、60歳、70歳となっても現役でバリバリ働き続ける人も珍しくなくなった。しかし、

無伴奏の宴

山村靖著(文芸社)1155円

 ずっと長く別の世界で人生を歩んでいたのに、ここにきてなぜか出会う雄介と結香。二人の間に新しい静かな愛が生まれる。

コミュニケーションが苦手な人が読む本

安永力著(中経出版)1365円

 仕事をするうえで、最も重要なスキルともいわれるコミュニケーション力。職場での会話や人間関係のあり方に頭を悩ませている人も多いことだろう。