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りらいぶジャーナル

シニア待望 出会いの場実現

R&Iプラチナ倶楽部交流パーティー
イベントと料理で交流の輪広がる

 「シニアの方々の異性との出会いの場を」という趣旨のもとで発足した「プラチナ倶楽部」の第1回交流パーティが2008年12月6日、東京・汐留のイタリアン・レストラン「オリオリア」で開かれた。参加者は事務局の予想を超えて33名という盛況ぶりで、3時間があっと言う間に過ぎた感がある。初回としてはおおむね好評で、R&Iでは今年も期待に背かない趣向をこらした企画を用意しており、随時告知していく予定だ。

生ライブから易断運勢まで多様な企画


 参加者の平均年齢は男性52.6歳、女性46.2歳。
 パーティーは木村滋R&I理事長のあいさつで幕を開け、参加者一人ひとりの自己紹介を交えながら江島任氏のクラシックのギター演奏、視覚障害を抱えながら独自の世界を構築している五島章二郎氏の胸を打つフルート演奏が終わるころには、参加者間で打ち解けた交流が始まり、RJ本紙にエッセイを連載中の六笠敦弘氏による飛び入りの原語によるカンツォーネやシャンソンが披露されると、宴は最高潮に達した。


 また、今回のパーティーを成功裏に導いたのは進行を務めた三上理恵さんの存在が大きい。この企画を裏方で支えていただいた結婚プロデュース会社「広尾エレガンス」の向井澄代表と松村元子さんの縁で引き受けていただいた。

終了後に余韻に浸る交流の輪

 宴の後半にはプレゼント抽選会を催した。景品には有田焼の小火鉢など豪華な焼き物類が用意された。これは参加者の女性の実家が有田の窯元で、この会のために譲っていただいたもの。また、女性全員には老舗和菓子店・芝榮太楼の和三盆がお土産に手渡された。


 パーティー終了後も、あちらこちらで余韻を楽しむ交流の輪ができ、2次会、3次会へと意気投合したグループもできたと報告を受けている。

 今回のパーティーはリタイアして家に閉じこもりがちなシニア、特に男性に対し、R&Iが提唱する「りらいぶ的生き方」を始める一機会となればと考え企画した。参加した女性たちは一様に元気はつらつそうに見えたが、男性は打ち解けるまでにやや時間がかかったようだ。
 プラチナ倶楽部では今後、今回のようなパーティーのほか、花見と窯元での陶芸教室を盛り込んだ春の日帰りバスツアーなども企画するなど、年4回程度の交流会を開催していく方針だ。
(2008.12.26)