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りらいぶジャーナル

② 高たんぱく食は若さ・長寿の秘訣

抗酸化物質で“死神”(活性酸素)に克つ
遠藤光晴

 良質なたんぱく質を取ることが大事ですが、なかなか取ることができません。

 なぜなら、たんぱく質はストレスで壊されてしまうからです。特に現代社会において人間関係のストレスの度合いが高くなっています。けれどもそれだけでなく、暑さや寒さ、音、光もストレスです。よく頬がこけたり、髪が猫毛になったり、風邪がなかなか治らなかったりするのはストレスを受けたことによって、体の部位のたんぱく質を肝臓に集めて燃焼させてエネルギーに変え、ストレスに打ち勝とうとする生体の恒常性です。それでたんぱく質が不足したままだと、体がいつの間にか蝕まれてしまうのです。たんぱく質が不足するとコラーゲンも作れなくなります。コラーゲンはいわば体の鉄骨ですから、鉄骨がなくなれば血管や体も崩れるわけです。

 ストレスが怖いのはそれだけではありません。血圧を上げる、コレステロールを上げる、血糖値を上げる、尿酸値を上げる、さらに「死神」と呼ばれる活性酸素が発生し、体はさびて老化するのです。

 そこで抗酸化物質を摂取しましょう。ザクロやぶどう、にんじん、かぼちゃ、小麦胚芽など身近な野菜や果物に老化抑制物質は含まれています。
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えんどうみつはる●旅行会社に勤めていたとき体を壊して2回倒れ、サプリメントで救われたことを契機に分子栄養学や健康長寿学を勉強、米国大手サプリ会社の日本地区総代理店として独立起業し、40歳で現在のオプティマム株式会社(東京都国立市)を創業。「100歳現役バリバリ主義」をコンセプトとした超最先端若返り商品を開発。販売代理店も募集中。