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りらいぶジャーナル

仙人の整体術で体しなやかに

退職後でもできるインストラクター
日本ルーシーダットン普及連盟

 タイに古くから伝わるルーシーダットン。それは“仙人の自己整体法”だ。「タイ式ヨガ」と紹介されることもあるが、日本ルーシーダットン普及連盟の古谷暢基代表によると、長時間のヨガ修行で痛めてしまったり冷え切ってしまった体の健康状態を回復させるためにつくられたもので、ヨガとは対極の位置にあるものという。

 ヨガのように呼吸を重要視することは同じだが、「ポーズの始まりに吸い始めて頂点でキープ、戻すときは吐きながら体をリラックス」と我々が最も親しみ深いストレッチである“伸び”と同じ過程を取る。整体ベースなので無理なポーズがなく、けがの心配もない。そういった意味で、年齢に関係なく始められる健康法といえよう。

 タイではかつて盛んに行われていたが、現在は幻の伝統医療といわれている。古谷氏は300年前の古文書からポーズをすべて再現した。ポーズ一つひとつに物語性があり、そうした視点で行うとより深い理解が得られるという。
 現在、同連盟ではインストラクター養成も行っており、退職後の仕事として始めるのもお勧めだ。
■日本ルーシーダットン普及連盟 TEL 03-3460-6430
(2010.06.01)