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りらいぶジャーナル

地域に、観光客にやさしいまちづくりを

北海道斜里町で講演会
サービス介助士に関心高まる

 サービス介助士に関心の高い北海道斜里町で、同町自治会連合会女性部会が主催する斜里町女性大会が開催され、地域としての介助士の必要性について取り上げられた。網走市社会福祉協議会地域福祉係書記で介助士の新海康孝氏が講演した。高齢社会に対する町全体としての取り組み方について問題提起、「障がい者は社会がつくり出している」ことを認識したうえで、地域での助け合いが必要であることを理解し、その方法としてサービス介助士に学ぶことが有効であることをアピールした。

 また、まちづくりで活動している地域ボランティアなどの活動の仕組みを構築し、観光客にもサポートできる体制をつくることで観光にも生かせることを主張、知床斜里町観光協会が開設している知床バリアフリー旅行情報センターやサービス介助士を導入している宿泊施設などを紹介した。参加者からはイベントの開催やサービス介助士取得に関心が高まっている。
(2010.03.12)