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りらいぶジャーナル

2月定例会 味を数値化、商品を差別化

 2月定例会ではまず、味香り戦略研究所マーケティングサービス部マネージャーの井上貴元氏より、味覚センサーをコア技術として、様々な手法で味を数値化・ビジュアル化するシステムが紹介された。ビール、日本酒、缶コーヒーなど各メーカーの銘柄別、リンゴやトマトなど野菜・果物の品種別のそれぞれの味覚の違いがビジュアル化される。特にセンサーでは酸味、苦味、渋味など8種の先味と5種の後味を測定できるのが特徴。売れ筋商品の味や消費者が慣れている味などを調査でき、商品の差別化を図るなどマーケティングに活用できる。

リラクゼーション効果のある美術品

 日本で生まれた世界初の美術品として紹介されたのが「アール・グラージュ」。1枚の絵で時間や場所、季節を変化させる。音楽や香り、光などを組み合わせ、五感に訴えるなどしてリラクゼーション効果を演出するもの。絵には特許取得済みの特殊塗料を使用、ブラックライトを当てることにより、絵に変化をもたらす。主にホテルや飲食店のインテリアとして新しい商材として注目されているが、ホームギャラリーとして交流の場としても最適だという。

 熟年倶楽部3月定例会は17日に開催。藤間式・睡眠快感療法ゆらぎ(光)呼吸法、iPhoneのビジネスでの活用法などをテーマとする。
(2010.02.26)