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りらいぶジャーナル

ハワイで日本語教育の現場知る

恒例のハワイ研修、4月実施
東京中央日本語学院

 東京中央日本語学院では毎年ハワイで日本語教育研修を行っている。ハワイ大学マノア校の日本語クラス視察や地元高校での実習を主な目的とするほか、ハワイの歴史、日系人の歴史、近代史、自然環境などを学び体験する。現在、参加者を募集中だ。


 同校で開催された説明会では白井義弘学院長が研修に向けての事前レクチャーを行った。日本語学習者がもっとも多いハワイ大学では次々と日本語教授法が開発されていることを紹介、「新しい教え方を体験すること」を目的とし、授業見学や教師との交流も予定されているという。

 またカトリック系の高校セークリッドハーツアカデミーでは実際に授業演習を行う。研修参加者は事前に教案を作成、2クラスを受け持つ予定だ。

 同校では多文化共生をコンセプトに教育活動を実施しているが、ハワイは日系人を始めとする移民の島であることから、白井学院長は「多文化共生の原点がハワイにある。ハワイ大学のキャンパス各歴史資料館、街のなかでそれを感じてほしい」と訴えていた。また今回はハワイのヒーリングにも注目、聖地ヘイアウも訪れる予定だ。

 同研修は4月3~8日4泊6日コースのほか、長・短、現地集合コースがある。詳しくは同校ウェブサイト「ハワイ大学・日本語教育研修」を参照。
(2010.02.03)