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りらいぶジャーナル

<39>基本を押さえる4級テスト

 現在私が担当しているクラスは2つですが、10月末ごろ、一方のクラスが日本語4級レベルの文法を終え、文法・会話ともに4級テストを行いました。1週間に3~4日の文法授業は1回3時間です。

 最初のころは会話授業が1週間に1回なのですが、真面目に勉強している学生は1週間で驚くほど聴力が上がり、表現力もアップします。相変わらず早口が直らない私の言葉もほとんど「聞いてわかり」ます。

 ここ東忠の6カ月育成システムの素晴らしさ、文法の授業方法の上手さには驚くばかりです。現在そろそろ4級に達するという一つの区切りですが、この基礎をちゃんとやったかやらなかったかで、この先が決まるような気がします。

 私は語学にはある意味センスが必要と思っていますが、それでも毎日努力して、真面目に自習をしてきた学生と、授業中に自分で考えることをあまりしないで、周囲の人に翻訳を頼むくせがついてしまった学生とでは差が出るのは当然。テストの結果は予想通り、同じクラスでも大きな差が出ました。

 いまならまだ間に合うので、ぜひいまの自分を見直して、残り数カ月のさらなる努力を期待しています。

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さんべ・きょうこ●短大卒業後、ホテルなどでのブライダル関係のプロデュ-ス会社を経て、ソフト開発会社での開発デザインおよび新人マナー研修業務などを歴任後退職。在職中に中国に魅せられ、北京や山東省を中心に度々訪問。開封市(河南省)での短期留学や大連への2カ月の出張経験などを持つ。