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りらいぶジャーナル

国際交流と独自の旅企画で楽しむ

――NPO法人ワールドステイクラブ
理事長 神山清英さん
情報通信委員長 松田弘之さん


 「知的な楽しさを追求したい」と新理事長に就任した神山清英さん(=写真左)。NPO法人ワールドステイクラブ(WSC)は伝統的に会員の経験やノウハウを元にオリジナルの旅を企画し、本来の旅の楽しさを追求している。

 例えば、イギリスでのナローボートの旅。生活設備が整った幅2メートル、長さ20メートルほどのボートで英国の田園風景を眺めながら運河を航行するというもの。地元に精通したネットワークがあるからこそ実現できた旅だ。

 また、ニュージーランド南島の大自然を巡る旅を情報通信委員長の松田弘之さん(=写真右)がNZ政府観光局の資料を元に独自に作り上げた。

 さらに、国際交流ももうひとつの活動の柱。「日本の文化・風習を国際交流によって発信し、同時に外国の文化を探求することも大事」(神山さん)。米国コロラド州立大学やマレーシア・コタキナバルなどでの日本語ボランティアもそうした試みのひとつだ。松田さんは「今までの活動を継続しながら、新しい楽しみを提供していく」と話す。神山さんも「現地にホームステイしたり、逆に受け入れたりして、より国際交流を推進していきたい」と語る。そのために日本文化を勉強する機会も設ける予定だ。

 WSCでは隔月で定例会を開催するほか、各地域で懇親会を持っている。「知人の紹介で入会する方が多い。やはり詳しい情報を提供してくれる会員がいることで、旅の安心・安全、そして活動に参加する安心もあるようです」(神山さん)
 地域の特性を活かした活動もこれからの課題だ。
(2008.03.25)