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りらいぶジャーナル

子午線を花で飾ろう

明石の町、地域ぐるみで町おこし
シニアのボランティアグループ「フレンズ」
池田宜郎さん

 子午線の街としての明石を見つめ直そうと、兵庫県明石市のボランティアグループ「フレンズ」(澤田博代表)が市立天文科学館から海岸へと続く道沿いに季節の花を植える活動を昨年から行っている。道沿いにはかつて地元小学校教員らが私費を投じて子午線を示す標識を立てた。その標識が設立されて来年で100年を迎えるという。
(写真=活動の報告をする池田宜郎さん(中央))
 フレンズでは今夏、星の観察会を兼ねた活動報告会を行った。事務局の池田宜郎さん(68)は「住民に子午線上に住んでいるんだという意識を高めていただき、花を植えることで街を明るくできます。住民の手づくりで花いっぱいにしようと、組織づくりにも励みたい」と希望を語っている。
(2009.10.15)