“ほんとうのオーストラリア”知る旅
ismの「生涯感動の旅」
自然と文化を堪能
「生涯感動の旅」をコンセプトに旅を企画している株式会社ism(イズム、東京都千代田区)は10月からオーストラリアの旅を販売する。日本人にはあまり知られていない内陸各地やタスマニア島など、オーストラリアの自然と大地の広さを感じるスポットを盛り込み、7~10日程度の日程を組む。
オーストラリアは東海岸の都市やリゾートが注目されがちだが、769万k㎡の面積のほとんどは内陸の乾燥大地。砂漠のほか草原もあるが、北部には熱帯雨林も広がるなど珍しい景観を望むことができる。加えて先住民アボリジニの文化が息づく。
(世界遺産にも指定された奇岩群バングルバングルをハイキングする)
今回設定されるのはカカドゥ国立公園、タスマニア島など4コース。タスマニア島ではハイキングや雪上歩行しながら、カンガルー島ではキャンプ生活をしながら野生動物の観察をする。北西部のカカドゥは雨季には氾濫源となるため乾季に訪れる。湿地帯には多くの野鳥や動植物のほかクロコダイルも生息するという。
同社では今年現地を調査、「疲れを癒すための旅をイメージした。それに適した場所がある。これまでのロングステイでは紹介されてこなかった“本当のオーストラリア”を知ってほしい」と勧めている。
出発は早ければ来年2月ごろからになる見込み。詳しくは10月に同社ウェブやパンフレットで告知する予定だ。
(2009.09.10)