Skip navigation.
りらいぶジャーナル

流通変革目指し交流会

ハッピーフリークラブ、ビジネスマッチングを支援
経営者のリタイア後も視野に

 企業のビジネスマッチングや流通販路拡大などを目的に会員サービスを行うハッピーフリークラブ(東京都中央区、小林愛民会長)では毎月定例会を開催し、具体的な商談に応じている。8月定例会ではマッチングの成果報告のほか、千葉県市川市における生活総合市場出店計画について説明がされた。小売店や流通関係者、生産者、起業志望者などを募集している。

 同クラブは問屋街の中心地、東京・日本橋で総合流通業を営む小林会長(=写真)が今年5月に立ち上げた組織。大手企業が主体となっている現在の流通のあり方を変革し、生産者から流通業者、消費者らが参加できる仕組みづくりを目指そうと、業種を問わず中小企業経営者ら約100社が結集している。全国各地に支部が設立される見込みで、東京と地方とのネットワークを広げていく考えだ。

 10月に設立予定の横浜北支部では医療福祉部会を立ち上げる。中小の医療機関相互の情報共有、経費削減策、より安価な介護用品・医療品仕入れなどで協力体制を敷くという。

 ただ会員の多くは50代以上。鈴木雄一事務局長は「事業継承や現経営者がリタイアした後のライフプランを立てるための情報が不足している。今後そうした情報提供も重要だ」と話しており、R&Iとの協力関係の構築について検討している。

 同クラブでは9月4日にも定例会を開催する。詳しくはハッピーライフ株式会社で。
(2009.08.21)