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りらいぶジャーナル

野生ランの森、守ろう

マレーシアの環境保護団体、写真集を制作
キャメロン会が活動支援

 マレーシア・キャメロンハイランドでロングステイを楽しむ人たちのための親睦団体キャメロン会は現地に滞在中、地元環境保護団体R.E.A.C.H.(リーチ、Regional Environmental Awareness Cameron Highlands)のメンバーとして植林やゴミ拾い活動などに参加している。このたびリーチでは活動を広くアピールし、活動資金に充てるため、同地に自生する野生ランの写真集『WILD Orchids Of CAMERON HIGHLANDS』を7月に発売する。

 リーチは地元民約800人が参加する組織で、メンバーのプロカメラマンが現地に100種類以上自生しているといわれるランを撮影した。さまざまな種類、色彩のランの姿が写真に収められている。

(植林活動に参加するキャメロン会メンバーら)

 同団体はアルピニストで地元食料品店の経営者が1999年、同地の川の上流域での農薬散布やゴミの不法投棄、違法建築などを問題視し、観光地としての危機を訴えて設立したもの。資金は会員や世界自然保護基金、企業などからの寄付、キャメロン会会員の絵やTシャツ販売などによるが、財政は厳しいという。

 写真集の価格は1部98リンギット(約2700円)。購入希望はキャメロン会の古川さんまでE-メール(furukawa8888(アットマーク)ybb.ne.jp)で。


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