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りらいぶジャーナル

オアフ、マウイでも“りらいぶプログラム”

日系人文化、ネイチャーなど各島の特色打ち出す

 ハワイ大学ヒロ校で実施するR&Iりらいぶ推奨プログラム「ハワイ・ヒロスタイル」がオアフ島やマウイ島でも開催される。各地域の特色を生かした内容となる。

 オアフ島のハワイ大学マノア校とジャパニーズ・カルチャー・センター・オブ・ハワイとの共同プログラムは日系人文化および歴史に焦点を当てており、地元の人たちと日本文化を通じた交流を目的とする。約1週間の日程をベースとし、うち2日間はマノア校で日系人の歴史的背景を学習、当時の日本の施策でハワイに渡った日系人の労働内容やその苦労、今日それがどのように根付いたのかを知ることができる。実際に日系人の体験者に会い、当時の模様を聞くフィールドワークも可能だ。

 また、ジャパニーズ・カルチャー・センターでは、生け花や書道、組み紐、折り紙など日本文化を次世代へ継承していくためのプログラムが地元民に提供されている。これらのクラスで体験したり、スキルがあれば指導者のアシスタントとして参加したりするなどして地元の人たちとの交流を深める。

 マウイ島では、ハレ・プアマナ・インク社と共同企画によるプログラム展開を検討している。ハワイの文化や歴史に触れる体験のほか、マウイの大自然も味わえる。ハワイ島とは異なり、日系人文化よりもネイティブ・ハワイアン・カルチャーを体験することがメーンとなり、口承文化継承の代わりを果たすフラの体験やハワイアンフードの主食であるタロイモ畑のファーム体験など、マウイ島ならではの自然が満喫できる。そのほかハレアカラの星空観察、アップカウントリーのクラでの高原植物教室なども企画しているという。

 なお、ハワイ・ヒロスタイルの2009年、10年のプログラム日程はまもなくホームページ上で発表される。すべての問い合わせはハワイ・ヒロスタイル(有限会社M.K.Y.グローバルマーケティング)まで。
(2009.06.06)


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