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りらいぶジャーナル

会員交流で海外滞在実践を支援

自身の目的地も発見
――市東明義さん(NPO法人南国暮らしの会関東支部長)
(注・当時)


 「40歳のときに海外滞在に興味を持った」と話すのは東京都在住の市東明義さん(63)。以来、海外ロングステイの交流サークルNPO法人南国暮らしの会メンバーともなり、さまざまな情報を集め、実際にいろいろな国・地域に足を運んだ。そこで、ついに自分に合う目的地に出会ったという。
 「マレーシアのコタキナバル。肌に合うという感じです。現地のマレーシア人も温和で親しみやすい」とその理由を話す。コタキナバルには過去10回訪れた。

 けれども、1カ所にこだわっているわけではない。最近はクアラルンプールからマレー半島の東海岸沿いをたどる行き当たりばったりの旅をした。
 「タイ国境まで東海岸を旅しました。田舎町のホテルはあるけれども長期滞在には向かない。でも、小旅行するならのんびりくつろげる地域です」
 そんな市東さんは必ず現地に友人を作る。ただの旅行人ではなく、何かしら共感できるものを求めるのだという。

 現在、南国暮らしの会理事で関東支部長(注・当時)を務める。支部では年に数回、ロングステイ視察旅行を企画する。
 「生活環境や滞在施設などを視察し、実施に滞在者しているメンバーと懇談会を行います。4月にはハワイに行く予定です」
 そのほかパソコンや手品、ウクレレ教室などカルチャーを通じた交流も盛んに行っている。支部では会員交流を通じて海外体験の実践ができるよう配慮しているようだ。
(2008.03.01)