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りらいぶジャーナル

世界初、アレクサンドロス大王の戦跡訪ねるウズベキスタンツアーを開催

遺跡発掘を支援、歴史・考古学への関心呼び起こす

 紀元前の遺跡を発掘し、アレクサンドロス大王の戦跡をたどって歴史の大スペクタクルに触れよう――。
 来春、ウズベキスタン南部のカラバーク遺跡発掘支援と紀元前後にわたる遺跡の数々を訪ねるツアーが開催される。ルートは日本人のツアーが入るのは初めてで、一般の旅行としても世界初。特に遺跡発掘支援にはリタイアリーの参加を呼びかけている。

 カラバーク遺跡はこれまでにウズベキスタンで遺跡調査を行っている加藤九祚さんが今年10月、世界に先駆けて行う「ウズベキスタン・日本共同調査発掘」として取り組む遺跡で、これに合わせて発掘調査のボランティア参加を募るツアーを企画したもの。同遺跡は紀元前2~1世紀に栄えた都の宮殿で、中国の史書『史記』の大苑伝に書かれた大月氏の離宮といわれている。加藤さんが現地で遺跡の歴史的背景や発掘の意義について解説する。

 また、ツアーではアレクサンドロス大王が東方遠征し、ウズベキスタン一帯を訪れた際の遺構や紀元前後にわたる大月氏国、クシャン朝の遺跡を訪ねる。加藤さんの遺跡発掘の支援をしながら、今回のツアー・プロデュースを行った古曳正夫さんが案内人を務める。

 15日間コース「血湧き!肉踊る!! アレクサンドロス大王 ウズベキスタンの戦跡を訪ねる15日間」が10月1日~15日で参加費37万8800円、8日間コース「カラバーク遺跡発掘 ウズベキスタン・日本共同調査発掘支援8日間」が同1日~8日で28万6800円。その他ウズベキスタンへ発掘支援金1口5万円を寄付する。燃料費、ビザ取得費などは別途。詳細はソフィア、電話03-5292-7858まで。
★加藤さん、古曳さんについては別途記事掲載予定。
(2008.08.28)