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りらいぶジャーナル

りらいぶ実現へ 塾・セミナー開催

生きがい創造の場を提供

 NPO法人リタイアメント情報センター(R&I)は今春から新たな活動に着手した。シニア系団体との共同セミナーの開催、生きがいを見つけるための場を提供する「りらいぶ塾」、そして3月に大阪で行った関西支部開設懇親会を皮切りとした関西地区での展開だ。今後も「りらいぶ」をベースに、それぞれが連携して有機的な動きができるよう、整備を進めていく。

●ロングステイ、経験に基づく知識を提供
団体共同でセミナー開催

 既存のシニア系団体の活動を尊重しながら、協力体制を組み、相互の活動活性化につなげようと結成した「りらいぶサークル連絡協議会」。現在、マレーシア・キャメロンハイランドでのロングステイについて情報交流を行っているキャメロン会、海外旅行を目的とし、オリジナル旅行企画を行っているNPO法人ワールドステイクラブ、そしてR&Iが参加している。

 これまでの話し合いのなかで、「ロングステイしたい人にとって本当に必要な情報を提供すべきではないか」という意見から、共同セミナーの企画が持ち上がった。アジア諸国で見られるような経済的理由が先行したロングステイではなく、理想のロングステイの姿や長年のロングステイ経験で得られた知識や知恵を提供する。同会では5月24日、毎日ホールでセミナー「最新ハワイ・ロングステイ情報と失敗しないロングステイのすすめ」を行う。

●自分を見つめる、生き方を発見する
りらいぶ塾、6月開講めざす

 R&Iが提唱するりらいぶ憲章を実践していくための研修事業「りらいぶ塾」が6月にスタート予定だ。退職後も自分のライフスタイルをイメージできずに悩んでいる退職者または退職を直前に控えた現役会社員などが対象。「りらいぶ的生き方」を歩むためには退職前までの組織人から個人への脱却が必要だ。そのため、同じ悩みを持つ人たちと語り合い、りらいぶへのきっかけをつかむためのプログラムを企画した。
 塾ではグループを組み、自身の過去を振り返り、経験や得技を披ろうしたり、他者の話を聞いたり、作業を通じて自己分析したりする行程を経て、具体的な生き方を見つけていく。R&Iはりらいぶを実現させるための情報を提供する。
 塾は1日時間で、異業種交流や修了後によりステップアップするプログラム、さらに修了者自身が塾で活躍できるよう育成していく。

●R&I、関西発の活動開始
関西支部、多彩な顔ぶれ

 R&Iは3月23日、大阪市内で関西支部開設に伴い懇親会を開催、さまざまな生き方を実践するシニア、これからリタイア後のプランを考えたいシニアなどが集まった。» 続きを読む